2000年 12月
| 桑原水菜 | 炎の蜃気楼 21〜31 |
| 森博嗣 | 今はもうない |
恩田陸 |
六番目の小夜子 |
森博嗣 |
数奇にして模型 |
桑原水菜 「炎の蜃気楼 21巻〜31巻」 コバルト文庫 |
番外編を加えて、全部で12巻を怒涛のごとく読みました(^v^)
もう何年も封印してきた「ミラージュ」だけど、やっぱり読むとハマるハマる(爆)
高耶と直江の関係は、20巻で行くとこまで行っちゃったんで(笑)、「もうこれ以上どうするの?」って感じだったけど、「お〜、そこまで行くんかい!」って思わず突っ込んでしまう展開でした(^^ゞ
はっきり言って、直江はもう”野獣”やね。タガが外れた人間は、も〜怖いもんナシ、本能のままって感じ。
でも、高耶も一時期の弱っちさがナリを潜めて、「景虎女王様」復活!!
どこまでも出口の見えない二人の愛だけど、あの高耶が直江に「そばにいてくれ」って抱きしめたのには、ちょっと感動だったっす(^◇^)
話のほうは、四国の「赤鯨衆」に加わって、四国を霊がいていい場所にしてしまい、おまけに「今空海」なるものになってしまった高耶。
織田信長との最終決戦に向けて、じわじわ進んでるけど、久しぶりに出てきた譲くんは「ミロク」だとか言ってるし、まだまだ先の見えない「ミラージュ」なのであった・・・ま、ここまできたら、最後まで付き合うっす(決意)
森博嗣 「今はもうない」 講談社ノベルズ |
萌絵と犀川は別荘に行く車の中で、昔、彼女の別荘の隣の別荘であった不可思議な殺人事件の話をする。 それは、隣り合った娯楽室と映写室の中で死んでいたという姉妹の話だった。 密室の中で死んでいた二人は、果たして自殺か他殺か・・・?
な〜んか変だなぁと思って読んでたら、そういう事だったのね(言うとネタバレになるので言わない(^^ゞ)
トリックっていうのは、考えれば考える程成功しなくて、案外その場しのぎでやってしまった事が、物凄く不思議になったりして。
でも、この話はそういう事より、どっちかっていうと「恋物語」かもしれないなぁ♪
恩田陸 「六番目の小夜子」 新潮社 |
その学校には3年に一度「サヨコ」が現れ、始業式の朝、誰にも知られず自分の教室に赤い花をいけ、学園祭で「サヨコ」の芝居やり遂げれば、学校が安泰であるという伝説がある。 6番目のサヨコの年、赤い花がいけられた学級に「津村沙世子」という転校生が来る。 「サヨコ」と同じ名の彼女は一体何者なのか? 謎に満ちたまま学園祭の幕が上がる。
TV版の「ロクサヨ」を先に見たんだけど、小説はまた全然印象が違ってました。
すごく恐ろしい事なんて別に起こらないのに、何かが起りそうな予感が、最後まで背筋をザワザワさせてました。
特に文化祭の場面の、きっと台本を読んだら何てこと無い文章が、閉鎖された空間やみんなの緊張感、そして照明や声の強弱で、どんどん集団パニックに陥っていく所なんか、まるでそこに自分がいるような息苦しさがありました。
でも、この小説を私は、”ファンタジー”より”青春小説”として読みました。
何かを変えていく、何かをぶち壊す力が欲しくて、でも度胸が無くて悩んだり苦しんだり・・・「サヨコ」はそんな彼らの、小さな救世主なのかもしれないなぁ・・・
森博嗣 「数奇にして模型」 講談社ノベルズ |
大学の研究室で女子大生が扼殺され、彼女と会う約束をしていた寺林は、模型マニアの集いでモデルの女性の首無し死体の側で昏倒していた。 この2つの死体に関係はあるのか? 犀川と萌絵、そして喜多と高校時代の友人、大御坊がこの謎に挑む。
今回は、犀川先生大活躍♪ 彼がここまで体を使ったとこなんて見たことないです(^^ゞ
萌絵ちゃんの為には命だってはれる。 犀川先生かっこいい〜〜!!!
そして今回初登場の大御坊さん。 なかなかすごいキャラです。 この3人がどんな高校生活だったのか知りたいっす(^v^)
それにしても模型といえば、船とか飛行機くらいしか浮かばなかったけど、フュギュアとかの人形も今は模型の一種になってるなんて知らなかった。
ちょっとディープな世界です・・・( ̄◇ ̄;)