2002年 7月

森博嗣

夢・出逢い・魔性

森博嗣

恋恋蓮歩の演習

森博嗣

六人の超音波科学者

森博嗣

捩れ屋敷の利鈍

高田崇史

QED ベイカー街の問題

石田衣良 池袋ウェストゲートパーク
井沢元彦 逆説の日本史 6

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森 博嗣   「夢・出逢い・魔性」     講談社ノベルズ

 N放送局のクイズ番組に出演する為に東京にやってきた、保呂草や紅子たち。 リハーサル中にN放送のプロジューサーが殺され、保呂草と彼の友人の探偵が第一発見者になる。 銃声は一発のはずが死体には傷が2つあった・・・

 誰か分からない犯人の独白が随所に入ってくるんだけど、最後で分かった犯人には「え〜( ̄◇ ̄;)」って感じでした。
 ちょっと思わせぶりすぎて、なんかカクっ・・・
 夢の中に出てきた場所と同じ所があったり、なんとなくホラーっぽいところは面白かったです♪

森 博嗣   「恋恋蓮歩の演習」     講談社ノベルズ

 天才画家の自画像を盗み出すよう指令を受けた保呂草。 許された時間は、世界一周中の豪華客船が航行する一日半だけ。 しかし、銃声と男性の失踪事件が発生し・・・
 
 殺人事件(?)のトリックも面白いし、スピード感があって、豪華客船の中っていう”海の密室”を十分に堪能できる作品でした(^v^)
 そしてなんと言っても、怪盗ルパンのような保呂草さんが最高♪♪ 
 どうやって自画像を盗んだんだろうって、いまいち推理力に欠ける私はあのトリックに「おぉ〜そうか!」って感激してしまいました(^^ゞ
 そして最後の手紙・・・”恋恋”の意味がやっと分かったです。

森 博嗣   「六人の超音波科学者」     講談社ノベルズ

 六人の科学者が集う土井超音波研究所で主催されるパーティに招待された、紅子と練無。 しかし、その研究所に通じる唯一に橋が爆破され、パーティの最中に首無し死体が発見される。 

 致命的な方向音痴の私は、家の見取り図が書いてあるミステリーは結構苦手σ(^◇^;)
 今回も一体どこをどう保呂草さんたちが歩いているのか、何回も図とにらめっこして読んでました。
 一度なんか、全然違う場所を勘違いしてしまってて、「ここさっきも来たのになんでまた来てるんやろ?もしかして作者のミス?」なぁんて思ったりして(笑)

森 博嗣   「捩れ屋敷の利鈍」     講談社ノベルズ

 ”メビウスの帯”構造の屋敷を持つ熊野氏。 彼に招待された保呂草と萌絵は、捩れ屋敷の中に決して盗めない”エンジェル・マヌーバ”を見るが、その夜密室状態の中で死体を見つけ、秘宝も消えてしまっていた。

 保呂草さんと萌絵ちゃんが一緒に出てくる番外編みたいな作品。(紅子さんたちは出てきません)
 どうも”メビウス構造”の建物が想像しにくいけど、たぶんあんな感じなのかなぁ〜って思って読んでました。
 案外全然違ってたりして・・・(^_^;)
 そのせいか、イマイチこの殺人事件のトリックはよく分からんかったような。ほほほ・・・
 でも、今回もルパン@保呂草のかっこよさにクラクラ♪♪
 紅子さんの傍にいる時のちょっと情けない感じも好きだけど、美術品に向ける冷たい程の真摯な彼も好き(^v^)

高田 崇史   「QED ベイカー街の問題」     講談社ノベルズ

 「QED」第3弾。 奈々は学生時代の先輩に偶然出会い、彼女が入っているシャアーロキアンクラブの集まりに招待される。 桑原と共にパーティに参加した奈々たちの前で、「まだらの紐」の劇をしていた一人が殺される。 

 今回はシャーロックホームズについてのウンチクが、これでもかと言うほど出てきます。
 実はコナンドイルは読んだ事ない私・・・でも、この本の中でも出てくるけど、NHKの「シャーロックホームズの冒険」は欠かさず見てたので、内容だけはしっかり知ってたりして(^^ゞ
 ホームズ=モリアーティ説とかホームズ双子説とか、面白い説が出てきてそれだけでも面白いです。
 でも殺人事件の方も、本当に鮮やかにタタルさんが解明してくれてます。
 あまりにも何かにハマるのは恐いもんですねぇ・・・( ̄△ ̄〜

石田 衣良   「少年計数機 池袋ウェストゲートパークU」     文春文庫

 IWGPの第2弾。
 池袋でトラブルシューターをやっている(と勝手に思われている)マコトが出会う、面白く切なくバカバカしく悲しい物語。

 前作「池袋ウェストゲートパーク」の続編になってるけど、これだけでも十分面白いです♪
 今回もマコトの元に集まる個性的な面々。
 マコトの小学校の同級生の元は女で今は男のサチ、自分の周りすべてを数えつづけるヒロキ、喜代治と鉄太郎の強烈な老人コンビ、甘い声で囁く魔少年アツシ・・・
 彼らの人生の一瞬にマコトは関わるんだけど、その結末は決してハッピーエンドだけじゃない。
 でもマコトの目を通してうつる風景はどこまでも澄んでて、その先には希望が見える気がします。

井沢 元彦   「逆説の日本史6 中世神風編」     小学館文庫

 鎌倉新仏教と鎌倉幕府の滅亡を井沢流の歴史観で解いていくシリーズ第6巻。

 自分の家の宗教さえよく分かってないけど、日本の仏教が変遷していく様を少しは理解できたような気が・・・?(^^ゞ
 かろうじて最澄=天台宗、空海=真言宗くらいは記憶に残ってたけど、その他の親鸞とか蓮如とか日蓮とかは”仏教”とひとくくりになってたからなぁ〜
 NHKの大河ドラマ「時宗」を見てたおかげで、「元寇」の所はよくわかって面白かったです♪
 相変わらずそこら中に「言霊」「怨霊」が飛びかってるけどね(笑) 

 

 

 

 

 

 

 


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